45)本を読む本(MJアドラー・CVドーレン) [学習法]
◆本日の読書本
本を読む本 (講談社学術文庫)
◆本日の質問
Q点検読書のポイント
Q分析読書って何?キーワードと質問のコツ
Qシントピカル読書
〇 点検読書時にする4つの質問
① 全体として何に関する本か
② 何がどのように詳しくのべられているか
③ その本は全体として真実か、あるいはどの部分が、真実か
④ それにはどんな意義があるのか
〇 分析読書にすること
第一段階≪見分ける≫
① 本を分類
「教養書」「ノンフィクション」に向いている
教養書→哲学と歴史、科学と数学
② 本を透視
本全体を通して、何に関する書籍か簡潔に述べる
主要部を関連付けて、概要を述べる。
著者が解決しようとすること、問題点を明らかにしているか
第二段階≪内容解釈≫
③ 著者との折り合い
著者の使う言葉に注意
キーワードを見つけ出して、その使い方をつかむ。
④ 著者の伝えたい事(主要命題)は何か
キーセンテンス(重要な文)を見つける。→問題に解決を与えてくれそうな一連の質問を作り、それぞれの著者から答えてもらう。
質問は、問題の解決を与えてくれるような方法、順序でなければならない。なるべく、大部分の著者の回答が得られるようにつくらなくてはならない。
⑤ 論点を定めること
⑥ 本を正しく理解する
見つける:一連の文の中から、著者の論証
取り出す:文を取出し、論証を組み立てる
⑦ 著者に賛成か、反論か。
著者が解決した問題、解決していない問題はどれか
未解決問題や失敗したことについて、著者の自覚があるかどうか。
〇 シントピカル読書
① 関連箇所を見つける
主題に関連のある作品をすべて再点検。じっくり読まない。主題研究の為に読むのであって、その本を読むわけではない。
一冊の本をくまなく読むのではなく、その本が自分にとって役立つかどうかを見極める事を心がける。
この段階では、著者の意図から外れてもかまわない。
② 読者に折り合いをつける。
著者のキーワードを見つけ出して、その使い方をつかむ。
③ 質問を明確にする
キーセンテンスを見つける事により、著者の命題を理解する事。一番良い方法は、問題に解決を与えてくれそうな一連の質問を作る。それぞれの著者から答えてもらう。
(最初の質問)
・ 研究しようとする現象が存在するか、
・ ある思想にはどんな特徴があるかという事に関するもの。
(これらの質問に著者が答えていれば)
・ 次にその現象があるとどうしてわかるのか。
・ その思想は、どういう形をとってあらわれているかを問う事ができよう
(最後に)
・ 前の質問に対する著者のさまざまな答えから得られた結論に関する一連の質問をする事になろう。
④ 論点を定める
論点が明確であり、それに対する著者の答えが相対立していることがはっきりしたら、論点が生じた事になる。
(著者のあい対する答えが二つの場合)
・ 論点は比較的単純。
(3つ以上の答えが返ってくる)
・ 対立意見を理解し、著者を、それぞれの意見によって分類
(真の論争が生じるとき)
・ 質問の意味を双方が取り違えていないのに、ふたりの著者の答えが相対立しているとき
・ しかし、真の論争はいつも起こるわけではない。
・ シントビカル読者をするには、論争が十分によくかみ合うように、論点を明確にさせなくてはならない。
(真の論争でないケース)
・ 解釈の相違である事が多い。
・ 論争、それを構成する論点の分類、配列を行い、次のステップへ
((ここまでは、分析読書の1.2段階にあたる))
⑤ 主題についての論考を分析する。
「それは真実か」「それにはどんな意義があるか」を問う。
本を読む本 (講談社学術文庫)
◆本日の質問
Q点検読書のポイント
Q分析読書って何?キーワードと質問のコツ
Qシントピカル読書
〇 点検読書時にする4つの質問
① 全体として何に関する本か
② 何がどのように詳しくのべられているか
③ その本は全体として真実か、あるいはどの部分が、真実か
④ それにはどんな意義があるのか
〇 分析読書にすること
第一段階≪見分ける≫
① 本を分類
「教養書」「ノンフィクション」に向いている
教養書→哲学と歴史、科学と数学
② 本を透視
本全体を通して、何に関する書籍か簡潔に述べる
主要部を関連付けて、概要を述べる。
著者が解決しようとすること、問題点を明らかにしているか
第二段階≪内容解釈≫
③ 著者との折り合い
著者の使う言葉に注意
キーワードを見つけ出して、その使い方をつかむ。
④ 著者の伝えたい事(主要命題)は何か
キーセンテンス(重要な文)を見つける。→問題に解決を与えてくれそうな一連の質問を作り、それぞれの著者から答えてもらう。
質問は、問題の解決を与えてくれるような方法、順序でなければならない。なるべく、大部分の著者の回答が得られるようにつくらなくてはならない。
⑤ 論点を定めること
⑥ 本を正しく理解する
見つける:一連の文の中から、著者の論証
取り出す:文を取出し、論証を組み立てる
⑦ 著者に賛成か、反論か。
著者が解決した問題、解決していない問題はどれか
未解決問題や失敗したことについて、著者の自覚があるかどうか。
〇 シントピカル読書
① 関連箇所を見つける
主題に関連のある作品をすべて再点検。じっくり読まない。主題研究の為に読むのであって、その本を読むわけではない。
一冊の本をくまなく読むのではなく、その本が自分にとって役立つかどうかを見極める事を心がける。
この段階では、著者の意図から外れてもかまわない。
② 読者に折り合いをつける。
著者のキーワードを見つけ出して、その使い方をつかむ。
③ 質問を明確にする
キーセンテンスを見つける事により、著者の命題を理解する事。一番良い方法は、問題に解決を与えてくれそうな一連の質問を作る。それぞれの著者から答えてもらう。
(最初の質問)
・ 研究しようとする現象が存在するか、
・ ある思想にはどんな特徴があるかという事に関するもの。
(これらの質問に著者が答えていれば)
・ 次にその現象があるとどうしてわかるのか。
・ その思想は、どういう形をとってあらわれているかを問う事ができよう
(最後に)
・ 前の質問に対する著者のさまざまな答えから得られた結論に関する一連の質問をする事になろう。
④ 論点を定める
論点が明確であり、それに対する著者の答えが相対立していることがはっきりしたら、論点が生じた事になる。
(著者のあい対する答えが二つの場合)
・ 論点は比較的単純。
(3つ以上の答えが返ってくる)
・ 対立意見を理解し、著者を、それぞれの意見によって分類
(真の論争が生じるとき)
・ 質問の意味を双方が取り違えていないのに、ふたりの著者の答えが相対立しているとき
・ しかし、真の論争はいつも起こるわけではない。
・ シントビカル読者をするには、論争が十分によくかみ合うように、論点を明確にさせなくてはならない。
(真の論争でないケース)
・ 解釈の相違である事が多い。
・ 論争、それを構成する論点の分類、配列を行い、次のステップへ
((ここまでは、分析読書の1.2段階にあたる))
⑤ 主題についての論考を分析する。
「それは真実か」「それにはどんな意義があるか」を問う。
タグ:読書スキル
コメント 0